リリアンというのはレーヨンの糸を編み込む手芸用のひも、小さな筒状のものを使い糸をかぎ針に巻き付けえてらせん状に糸を作ります。
「リリヤーン」という商品名で売られていた人気のグッズは当時みんなが持っていたアイテムのひとつで、友達の家に行くとリリヤンを黙々と作り続ける姿が。
結局は紐を作る道具でこれといった手芸作品ができるわけではないのですが、なぜかみんなが紐作りに熱中していた時代がありました。
ピンク色の縄跳びの取っ手のような容器とかぎ針風のツールを使いクルクルを糸を巻き付けていくと、下から太く編まれた糸が出てくる仕組みになっています。
出来上がったリリアンを使ってキーホールダーにしたり、ひたすら色々な色で作り続けるなど、意外と地味な遊びでしたが夢中にさせてくれました。
使い道が分からないけど大人気のリリアン、私は当時買った経験がありませんが、今でも100円ショップで売っているらしく、なんだかタイムスリップしてリリアンでコツコツと紐を編んでみたくなりました。
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