昭和の暑い夏の日、お菓子屋さんに行き店頭にあるアイスのフリーザー、背が届かなくて背伸びして中身を手探りした懐かしい思い出。
食べ物の流行りは時代を反映していますが、子供の頃に食べたアイスクリームってちょっと豪華なおやつでした。
紙製のカップにはいったバニラアイスや、かき氷タイプのやつを買うと、お店の人が必ずつけてくれた木の平なスプーン。
スプーンと呼べるほどの立体感はなく、カーブした木のスティック的なものがありましたね。
それを使ってアイスクリームを食べること自体、昔はなんの抵抗もなく当たり前に使っていましたが、今思うと子供ながらにかなりのテクニックがあったように思います。
スプーンのようなへこみがない木の板を使ってアイスを食べているようなもの。
ましてかき氷タイプになると、がちがちに凍っていて木のスプーンがボキっと折れてしまうことも。
平成時代の子供たちにはきっと出来ない技かもしれませんが、折れた木のスプーンを半分サイズでうまく使いこなした昭和の子供たちはさすがです。
今思うとちょっとそれってどう?と思いますが賢く昭和時代を過ごした懐かしい思い出ですね。
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