“史上最速・最高のF1ドライバー”と評される「アイルトン・セナ」。端正で甘いマスクはアイドルのような人気があり、80年代後半からF1ブームを巻き起こしました
セナはブラジルのサンパウロ出身で1960年に生まれ、4歳からレーシングカートがおもちゃでした。
1983年F3チャンピオン(20戦12勝)に輝くと、1984年トールマンからF1デビュー。
名門ロータスに1985年に移籍、念願のホンダエンジンが1987年に搭載されるもアクティブサスペンションの不具合もありランキング3位留まりでした。
1988年からマクラーレンで快進撃が始まるのです。
セナの移籍と共にマクラーレンにもホンダエンジンが搭載されると、ポールポジション13回、16戦8勝をあげ、ワールドチャンピオンを獲得。
チームメイトであるアラン・プロストとのバトルはとても白熱しました。1990年と1991年にもワールドチャンピオンに輝きます。
コーナーでアクセルを1秒間に6回小刻みに煽るドライビングテクニックは「セナ足」と呼ばれ、天才セナにしか操れない技だったのです。
1994年のサンマリノGPでの悲劇に世界が涙しました。34歳という若さで残念でなりません。
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