お風呂が家庭にない人って昔はかなりいましたよね。
お風呂屋さんは近所の人のコミュニケーションの場として顔なじみさんがいつも集まっていました。
私が最後に行ったのは確か家のお風呂が壊れていった高校生ぐらいの時。
そのころになるとお風呂屋さんにいくこと自体がとても恥ずかしくて、人に見られないようにバッグにタオルや石鹸を入れてまるでスポーツジムに行くかのようにして出かけた記憶があります。
年頃になるとやっぱり恥ずかしいお風呂屋さん、でも子供のころは広いお風呂に入り汗をかきながら冷たい牛乳を飲むことがなんともいえない癒しでしたね。
お風呂屋さんで売っていた瓶入り牛乳とコーヒー牛乳、そしてなんだかわからない透き通ったリンゴジュースのようなもの。
いつもこれを飲みたかったのに、母親に牛乳を買われてしまいいまだにどんな味のものなのか発見できずじまいです。
お風呂上りに牛乳、お風呂屋さんだからできることですが、家のお風呂あがりに冷たい牛乳を腰に手を当てて一気飲みする人はきっといないでしょう。
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