近所のパチンコ店が新装オープンするときやスーパーの新規開店などに登場するチンドン屋。
今ではほとんど見かけることはありませんが、子供の頃はなにかと街のなかであの音楽を聞いたものです。
時代劇みたいな恰好をした人達が5人ぐらい一直線に並び、マーチをするように楽器を弾きながら宣伝をします。
その音は子供にとってはかなりの大音量で耳をふさぎたくなるほど。
しかも白塗りした顔や侍みたいな人達が通りすぎるのが、とても恐怖に感じていました。
ちょっとしたトラウマかもしれませんが、今なら大道芸人としてアートで素敵なはず。
あの頃の宣伝ツールとしてチンドン屋はあちこちでひっぱりだこになっていましたが、時代劇の舞台もちょっと怖さをいまだに感じてしまいます。
チンドン屋に驚かされたり、怖がらせられた経験は一切ありません、しかし何かが怖い!
自分なりに推測するとチンドン屋の音楽と、もくもくと演奏する時代劇風の大人、というすべてがアンバランスに見えたかもしれません。
どこかで見かけるチャンスがあったら今度はじっくり鑑賞したいと思います。
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