簡単に作れるおやつ、そんな我が家の存在だったのが「みそむすび」という食べ物。
今ではおばあちゃんの手作りの味みたいな貴重な存在になっていますが、子供の頃はやたらとみそむすびが登場することが頻繁にあったような記憶があります。
学校から帰るとテーブルの上に、夕飯の食卓の上に、朝食の白米の代わりに。
塩むすびをアレンジしたような食べ物で、プライパンでちょっとこがしかけたところが食通が喜ぶポイントのようです。
しかしなぜか味噌という調味料が味噌汁以外で使われるのが子供時代とても納得がいかず、味噌をつけるなら白いご飯だけ食べたほうがまし、といつも文句を言ったような。
昭和の人達は無駄をせずなんでも上手にリサイクルしていましたよね。
残りご飯をみそむすびにするなんて一体誰が発案したのかわかりませんが、ご飯のアレンジ方法は昔から数えきれないほどあったでしょう。
しかし今だにみそむすびの魅力がよくわからない私、白いご飯と味噌汁を別々に飲む方法を選択するかもしれません。
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