弱冷房車、女性専用車など今は電車に乗るにも自分に合った車両をセレクトできるのは画期的なことです。
とくに満員電車は夏の蒸し暑いなか、キンキンに冷房がかかっているとほっとしますよね。
昔は電車に乗ると天井中央部分に扇風機が設置されていて、360度バランスよく頭が回転するようになっていました。
ちょっと離れたところにポジションを構えてしまうと、扇風機の風が届かずとても暑い思いをすることに。
通学時間にあたる朝はブンブン扇風機が頑張っても、やっぱり社内はは蒸し風呂状態。
学校の帰り、人が少ない日中だと扇風機の風が絶妙に顔に当たり気持ちよくうたた寝したものです。
扇風機はエアコンのように体の芯まで冷えるパワーはありませんが、定期的な感覚で自分に吹いてくる風はなんともいえないレトロ感を感じます。
電車のなかの扇風機、うまく風を独り占めしようと真下をゲットしたあの頃が懐かしいですね。
便利で快適な時代になりましたが、物足りないぐらいの生活環境がもしかしたら一番健康的に感じるのかもしれませんね。
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