粉タイプの歯磨きを覚えている人は昭和を満喫した証拠。
チューブを絞り出して歯ブラシの上に歯磨き粉をのせるなんて邪道なこと。
子供のころに我が家にあった粉歯磨き粉は缶入りで、濡らした歯ブラシを直接粉につけてブラッシングすることが朝の習慣でした。
この時代、キッチンにはクレンザーというものがお掃除に欠かせないアイテムで、粉歯磨き粉も一見クレンザーのような姿をしていました。
煙草のヤニがきれいにとれる、研磨力がすごいなど粉タイプはかなりのパワーで歯磨きタイムに活用されていましたが、いつのまにか我が家からは粉タイプは消えてしまいました。
赤い缶に入っていた粉タイプ、よーくみると「タバコ」の文字が。
知らずに家族全員で使っていた粉タイプの歯磨きは喫煙者用のもので、我が家では誰一人として煙草を吸う人はいません。
そんな間違いを気づかれないようにしたのか、その後からは普通にチューブ入りの歯磨き粉が登場しましたが、子供まで一緒にヤニ取り用の歯磨き粉を使っていたのは我が家だけだったのでしょうか。
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