紅茶にスライスレモン、そして角砂糖入れからつまみだした角砂糖をティーカップに入れる行為はとてもリッチで子供ながらにセレブ感を感じました。
紅茶はお金持ちの飲み物、ドラマや映画のシーンでは資産家の奥さんが上品に紅茶カップを手にとりスプーンでかき混ぜる優雅な風景。
そんな印象が強い紅茶、今はペットボトルであらゆるフレーバーもあり、角砂糖を使うことすら滅多にありません。
お砂糖はスティックシュガー、アイスティーならガムシロ。
そんなことが定番になったのはいつの頃なのか、私たちの子供時代は角砂糖が最高にイカしていましたよね。
紅茶カップには王朝風の花柄や金色の縁取りがされ、スプーンにもちょっとしたカメオのような飾りがついたタイプも。
レモンスライスを入れて酸っぱくなるのがわかっていても、子供ながらに紅茶を飲む時はかなりこだわりを持っていた思い出があります。
食べ物も時代とともに変わっていますが紅茶ひとつだけを見ても、今と昭和では扱い方がかなり違いますよね。
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