音楽が趣味という方はとても多いと思いますが、スマホに保存されるミュージックファイル、昔はカセットテープが自分の音楽ライブラリになってた時代がありました。
ラジカセというツールは音楽をプレイするだけでなく録音機能が付いているので、あらゆる音源をテープに録音が可能。
赤いボタンとプレイボタンを同時に押すと、マイクで拾う音がそのままテープに入る仕組みです。
しかし昭和のテクノロジーでは欲しい音だけを選ぶなんてことはできず、録音中に聞こえる音はすべてテープに入ってしまう落とし穴が。
音楽番組で大好きな歌手が出演、歌を披露するタイミングに合わせて録音ボタン。
それから1曲終わるまでの数分間は絶対に誰も話してはいけない緊張の一瞬。
電話の音が鳴ったとき、「なにやってんの?」と誰かが部屋にいきなり入ってきたとき。
そんな瞬間に自分の音楽ライブラリは簡単にダメになってしまいました。
必死にカセットテープに録音した懐かしい時代、便利すぎると達成感が感じられなくなりますね。
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