おじいちゃんとおばあちゃん二人で経営するとても狭い店内の駄菓子屋さん。
床の上から天井までありとあらゆる駄菓子やおもちゃがぶら下がっていました。
4人ぐらい入ると店内はもう満員御礼で、ちょっと不愛想なご夫婦はイスに座ってしっかり子供たちの買い物の監視役みたいでした。
こんな懐かしい昭和の駄菓子屋、はじめて一人で買い物したところで、1本10円の麩菓子を買った記憶があります。
当時の麩菓子は今スーパーで売っているみたいな黒砂糖のついたやつでなく赤い色。
ふしぎなさくさくふあふあ食感は子供ながらにもヤミつきになった記憶があります。
駄菓子屋さんの店内には一体何種類ぐらいのお菓子が売られていたのかわかりませんが、とにかく商品の陳列はプロ級にすごかったですね。
ミルクせんべいのよこには梅ジャム、酸っぱいすももの近くにはジュースなど、購買者の意欲をそそる販売スタイル、駄菓子屋さんはかなりのやりてだったのかもしれません。
100円あれば10種類のアイテムを買えた昭和の子供のころ、袋一杯の駄菓子を時間かけて食べた思い出があります。
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