犬は家族の一員と言われ、大切な存在として扱われてきたのは昔のことから。
でも最近はちょっと行き過ぎでは?と思えるほどの愛犬家がいますよね。
ペット同伴の喫茶店、ワンちゃんのアパレル専門店、ヘアカットからマニキュアまで。
まるで人間のようにケアされるのは、もちろん家族の一員として大切だからです。
時代とともに変化したのは、飼い主の過剰なペット愛だけでなく犬のゴハン。
犬を子供の頃から飼っている人なら、きっとそのクオリティの変化にお気づきではないでしょうか。
昭和の頃、よく「犬めし」っていう言葉を聞いたことがありませんか。
犬のゴハンは、白米に味噌汁をかけたもの。今の時代のハイテクな犬のゴハンのように、老犬用、子犬用、毛並みをよくする栄養入りなど、そんな豪華なものはなかったような気がします。
そもそもドッグフードを買って与える人は少なく、人間の残りご飯を与えていました。
犬めしと呼ばれたご飯のように、普段の食生活のなかからちょっとだけお裾分けしてもらって、楽しく家族の一員として過ごしていましたよね。
塩分過剰摂取、たんぱく質不足、今のドッグフードと比較したら栄養が偏っていたかもしれません。でも昭和の犬は元気はつらつでした。
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