「キン肉マン消しゴム」は昭和末期の小学生を虜にした

玩具

クラスの男子はみんな持っていたキン肉マン消しゴム、略してキン消し。

当時テレビで大ヒットしたアニメ、キン肉マンのキャラクターの形をした消しゴムで、絶大な人気を誇っていましたね。

 

キャラクターの形はしていても一応消しゴムでもあるので、おもちゃの持参が禁止されていた学校にも持って行けたことが爆発的な流行の理由でしょう。

私の通っていた小学校は「最後には学校に持ってくること自体を禁止」してしまいました。まぁ、学校側の対応は流行がピークを過ぎてからのこと。今となっては学校の対応は昔も今も後手にまわっているんだなぁ。としみじみしてしまいます。

 

お小遣いを全てキン消しにそそぐクラスメイトも多く、大型のキン消しを持っている子は教室中から羨望のまなざしを向けられていましたね。子供ながらにあの時から金持ちのスクールカーストがあったのでしょう(笑

またキン消しをメンコのように机の上で投げつけ合って、相手のを落としたら没収できるという遊びも流行りました。

 

今思えばスクールカーストが出来たり、消しゴムを投げたり、多くのトラブルの原因になりうるだろうことは容易に想像ができます。学校側が特にキン消しだけを禁止した背景にはその遊びの影響が大きかったのかなぁと思います。

当然アニメの主人公であるキン肉マンがキャラクターの中で一番人気でした。変わり種でバッファローマンやロビンマスク、ウォーズマンなども根強い人気があったのは、キャラクターに魅力があったからなんでしょうね。

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