あの頃は牛乳は1ℓ入りのパックでなくビン入りが当たり前。
早朝に牛乳配達の人のガチャガチャとビンがぶつかる音がすると、朝がやってきたというお知らせです。
牛乳配達は今の時代残り少なくなってきましたが、昔は牛乳瓶の紙のフタを集めている人がよくいましたよね。
単なるコレクションなのかと思いきや、フタを乾かしてメンコとして再利用していたのです。
牛乳瓶のフタは紙製なので指ではがすと表面だけがはがれて上手に取れないことがありましたね。
学校給食の牛乳が紙パックになる前を知っている人は、フタ取りもさそかし上手なことでしょう。
はがしたフタは平にしてよく乾燥させ、仕上げに溶かしたロウを塗り強化。
これを使ってメンコ遊びをするのはかなりのリサイクル精神があるといえるでしょう。
牛乳パックを再利用しておもちゃや工作をすることはよくありますが、フタを使うのはかなりのアイデア。
子どもたちの宝ものだった牛乳瓶のフタ、今の時代ならかなりレアなアイテムとして使えそうです。
牛乳を飲む子は背が伸びる、そんな親の言葉を思い出しますね。
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