NHKの教育テレビでおなじみの「できるかな」に登場していたノッポさん。
ニックネームがつくだけあって身長は180㎝と実際に背が高い人で、妙な動きがなぜか記憶にいつまでも残っています。
ノッポさんはこの番組内で一切言葉をいわず、だまって工作をするというとても斬新な演出。
身近にある牛乳パックや新聞紙などがノッポさんの手にかかると見事なアートに生まれ変わります。
見ているととても楽しいのですが、実際には街中でノッポさんを見かけた子どもが怖くて泣きだすなんていうことも当時はよくあったとか。
大道芸人風の演技は小さい子供にはちょっと難しかったのかもしれませんね。
背が高くて手先が器用、しかも一切しゃべらない、子供番組にしては一風変わった人だったのでしょう。
子供番組が少なかった昭和時代、教育テレビは欠かさず見たチャンネル。
「お母さんと一緒」もかなりの人気がある番組でしたが、ちょっとマニアチックなノッポさんが出演するあの番組は子供ながらにドキドキしたものです。
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