赤と青のキャンディーがカギとなる「ふしぎなメルモ」は、1971年に放送された手塚治虫作品です。
色によって魔法の効果が違うミラクルキャンディーですが、赤は若くなり青は大人になる設定にワクワクしましたね。
この不思議なキャンディーは、天国のママからの贈り物というところに子を思う愛を感じます。
キャンディーの数によって、10歳年齢が変化する夢のような奇跡を毎週観られるのが楽しみでした。
19歳に変身したメルモちゃんは、モデルのようなスタイルの良さが印象的でしたが、体が大きくなっていく変身シーンは目のやり場に困ったことも。
メルモちゃんに憧れて、スーパーや駄菓子屋さんで瓶に入ったミラクルキャンディーを探した頃が懐かしいです。
一粒ずつ大切に使って欲しいと願う母とは裏腹に、周りの人の幸せのためを願って使っていくメルモちゃん。
カエルになって戻れなくなった弟の物語の回は、ゾッとさせられましたね。
ふしぎのメルモは、キュートな歌詞と歌声が魅力のオープニングがとても印象深いものに。
最終回の母との再会の場面は、感動的なラストでした。
昔は赤か青かどちらがいいか悩みましたが、今ならば迷わず赤いキャンディーが欲しいです!
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