テレビや冷蔵庫、洗濯機など昔三種の神器と呼ばれた家電はほとんど「ナショナル」ブランドで我が家は統一されていました。
その理由は近所に唯一ある電気屋さんがナショナルしか売っていなかったため。
電気製品はナショナルしかないのだと思うほど、昔は生活に密着したブランドです。
しかし大人になって気が付くと、いつの間にか「ナショナル」とロゴが入った家電が世の中から姿を消し始めました。
というのもナショナルを作る松下電器産業は2008年に会社名をパナソニックに変更したからなのです。
パナソニックは海外向け、ナショナルは国内向け、すべてをパナソニックに統一してグローバル化を図るものでしょう。
パナソニックは世界的にも有名なブランドとして人気がありますが、昭和の生活を支えてくれたナショナルの姿が見れないのは時代の流れを感じざるを得ません。
ナショナルは創業者の松下幸之助が考案し80年以上も続いたブランド。
新しい時代に向けてパナソニックに統一するのはかなり苦渋の決断だったのではないでしょうか。
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