スマホのメールで簡単に仕事のやりとりもできる便利な時代。
待ち合わせでいつまでもレストランで時間をつぶすことはもう少なくなりました。
昔あちこちにあった公衆電話のボックスは、便利なツールがないあの頃、私たちにとっては不思議な空間がありましたね。
電話で誰かと話をすることは、家族に全部丸聞こえになるのは覚悟の上。
「今の誰?」なんて聞かれると返事に困る瞬間もよくありました。
そんな懐かしい公衆電話ですが、ボックスタイプにはいつも古びた電話帳がなかに置かれ、夜になると壁にもたれかかり長電話する人の姿を見かけたものです。
家の電話を使いたくない時、親に内緒で付き合ってた人がいる時なんかも公衆電話ボックスはありがたい個室に変身。
10円玉がじゃんじゃん落ちていく音を聞きなながら、慌てて次のお金を入れるという忙しい瞬間です。
たばこ屋さんの前、駅前、スーパーの前など必ずと言ってよいほどあった公衆電話。
「公衆電話見つからなくて連絡できなかったよ」という言い訳はもうできない時代です。
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