ベルサイユのばらを観て、フランス革命を知ったあの頃。
オープニングの激しい情熱的な曲とは対象に、エンディングの柔らかいタッチの映像と、ちょっぴり切ない雰囲気の楽曲も素敵でしたよね。
ベルサイユのばら 薔薇は美しく散る OP (HD)
オスカルとアンドレも実在していたらよかったのに…と思いながら、世界史の資料集や教科書を何度も読み返して、似たような人物を探していた時も。
王妃になる前までの初々しいマリー・アントワネットと、オスカルの恋愛を期待していましたが、いつの間にかアンドレとオスカルの絆を応援していた気がします。
宝塚の男役のようなオスカルの姿は、理想の王子様そのものでしたね。
登場する人物のすべてが魅力的で、良いところも人間らしい醜さも生々しく表現され、怖さを感じながら観ていたことも。
フェルゼンへの思いを断ち切ったオスカルでしたが、どんな時でも命がけで守るアンドレの姿が印象的でした。
できれば、もっと早くアンドレの気持ちに気付いて欲しかったですよね。
最終回のオスカルが撃たれた場面は、時間が止まったように頭の中が真っ白に。
何度観ても、ショックで涙が止まらないシーンでした。
ベルサイユのばらは、いつまでも色褪せない心に残る作品です。
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