スイーツなんて呼び名がないあの頃、私たちの生活にあるものはクリスマスケーキか誕生日ケーキ、三角のイチゴショートケーキやチョコレート、モンブランなどなど。
おしゃれなカフェで一体何が入っているのかわからないデザートを恐る恐る食べるなんてことは昭和にはなかったことでした。
そんな昔、手作りデザートと言えば箱に入っているデザートの素。
ゼリーやムースみたいなものを作って冷やすだけ、という簡単なプロセスで家庭で楽しめました。
そのなかでもかなりハイテンションになったアイテムが「シャービック」。
水で粉を溶かし冷凍庫で冷やし固めて作るアイスのようなデザートです。
ピンク色のイチゴ、グリーンのメロン、カラフルな氷のようなこのデザートは一体どんな味がするのだろう。
ある日やっとゲットしたシャービックを慎重に作り冷凍庫へ。
学校から帰ってきた頃には出来上がっているはず、その一日は家に帰るのが楽しみでランドセルをおろした瞬間に冷凍庫を開きました。
なるほど・・・子どもながらにシャービックを解析した結果、期待しすぎたせいか私はゼリー派なんだと確信した瞬間です。
コメント