深夜映画チャンネルで夜更かしした若い頃、今はストリーミングがありいつでも好きな時に映画鑑賞できますが、昔はテレビ放送が唯一の映画鑑賞のチャンスでした。
深夜になるとなぜか洋画が多く放送され、観たいけれど遅くまで起きていられず何度も悔しい思いをしたことがあります。
そんな子供時代、夜中に両親が観ていた「小さな恋のメロディ」という作品。
今では名作となった恋愛映画、可愛い顔をした主役のマーク・レスターのくるくるの金髪を眠い目をこすりながら観た記憶があります。
深夜のテレビチャンネルは、子供が見てはいけないものがたくさんあるような気がしていたあの頃、小さな恋のメロディはなぜかしばらく私の頭から消えることはありませんでした。
深夜なんどもこっくり眠りながら、それでも最後のトロッコのシーンまでたどりついた時はちょっとした達成感。
こんな眠気と戦いながら頑張った小さな恋のメロディ、ある日ゴールデンタイムに放送されていたのを見た瞬間、あの時の眠気が突然襲ってきた不思議な体験がありました。
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