昭和のスポ根アニメの金字塔といえば、「巨人の星」。
一徹と飛雄馬の親子の血と汗の特訓と、野球に捧げる情熱はくぎ付けになりましたよね。
星一徹の厳しくて怖い指導に、一生懸命に応えていく飛雄馬のひたむきな努力と根性に憧れ、真似をしながらうさぎ跳びをしたものです。
独特な特訓と、感情を抑えきれずにひっくり返す一徹の「ちゃぶ台返し」は、まさに伝説のシーン。
無茶ぶりすぎる体の鍛え方は、きっとあの時代だから憧れたのかもしれませんね。
数々の試練によって成長していく飛雄馬ですが、大リーグ養成ギブスを装着するところは、今でも強烈に覚えている場面に。
マッチョな体に憧れて、大リーグ養成ギブスが欲しかった人もいるのではないでしょうか。
斜め上をいく鍛え方に、そこまでやるのか…と息をのんだあの頃。
親子の激しい特訓を、陰から涙を流しながら見守る姉の存在は、華があり花嫁にしたいキャラクターでした。
フレンドリーな現代の家族関係とは違い、巨人の星には昔ながらの懐かしい家族の形がありましたよね。
当時は、いつか巨人軍に入りたいとプロ野球選手を将来の夢に挙げる人が続出でしたが、スポーツへの熱い心を教えてくれた思い出のアニメです。
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