全自動、乾燥機、ドラム式、など色々なタイプの洗濯機がありますが、昭和は二層式洗濯機が大活躍していました。
洗うところと脱水するところ、わざわざ洗濯物を隣の脱水層に移してガラガラやらないといけない手間があったけど、まったくそれが面倒に感じませんでしたね。
全自動だと途中のプロセスで止めるのはタイミングをつかむのがとても難しいですが、昭和の二層式ならとても簡単。
ちょっとの洗濯物でも効率的に洗濯出来ましたし、手洗いしたものを脱水層でしっかり水を絞るなんて使い方も。
なんでも生活道具が便利になる時代、たしかに「全自動」という言葉は響きがいいですが、昭和の生活シーンではとても便利で使い勝手が良かったアイテムが色々ありますよね。
ピピっとデジタル表示は素敵だけど、昔のダイヤル式の洗濯機、洗う、すすぐ、なんてとてもシンプルで、手洗い機能やなんだかんだ、複雑な選択をせずに使いこなせました。
二層式の昭和の洗濯機をたまにリサイクルショップなんかで見ると、お風呂の残り湯をせっせとバケツで汲み入れた思い出が頭を横切ります。
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