高橋留美子の作品といえば、「うる星やつら」が思い浮かびます。
『少年サンデー』で漫画が初掲載されたのは、1978年でした。
当時の若者達をはじめ、今でも多くの人に親しまれています。
TVアニメとしての「うる星やつら」は、1981年に放送開始。
実は当時「打ち切りの可能性がある」といわれていたアニメでした。
そのリスクを背負っていたからか、クールの終わりごとにそれを匂わせるようなエピソードが放送されていましたね。
「うる星やつら」で魅力的なのは、やはり個性豊かな登場人物ですね。
宇宙人の鬼族である「ラム」は、主役並みにインパクトが強いキャラクター。
印象深い長所として、無邪気で天真爛漫なところがあります。
浮気性の高校生「諸星あたる」に対して、なかなかない一途さを持ち合わせていましたね。
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オープニングテーマで人気があるのは、やはり「ラムのラブソング」ですよね。
くすくすと笑う声や、吐息の混じった色っぽい声が印象的です。
そのためか、なんとなく記憶の中で「甘く、艶っぽい歌声」と思っていました。
けれど、よい意味で違っていたのです。
「ラムのラブソング」は、やきもちによるちょっとした毒を含む曲。
ラムのもつ女性特有の心情が、深く込められていますよね。
そういった要素によって「ラムのラブソング」は、あたるへの言葉なのだと感じます。
「うる星やつら」は、ファンタジーな世界観が魅力的なラブコメディー。
観ながら笑ったり驚いたり、時にドキドキした人も多いのではないでしょうか。
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